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その空き家、関東なら今すぐ整理すべき理由|税金・責任・感情の問題を後回しにしないために | 空き家の活用・運用なら空き家ZERO
COLUMN

その空き家、関東なら今すぐ整理すべき理由|税金・責任・感情の問題を後回しにしないために

公開日 2025.07.01 更新日 2025.07.01

そのうち整理しようと思っている間に、気付かないところで空き家はゆっくりとあなたの首を絞め始めています。

 

例えば、誰も住んでいないのに、毎年かかり続ける固定資産税。

特例が外れれば税額が跳ね上がることもあり、整理を遅らせていた間に何十万円も損していたなんてことが、普通に起こりえます。

 

また、空き家そのものも、時間とともに確実に傷んでいきます。

 

空気の入れ替えがない、湿気がこもる、草が生い茂る。

今ならまだ整理で済む話が、やがて解体費100万円コースなどになるのは珍しくありません。

 

そして最も怖いのは、何かあったときの責任です。

放置された家に誰かが入って怪我してしまった、火事が起きた。

そのときに責任を問われるのは、他でもない「所有者であるあなた」です。

 

つまり、空き家を放っておくというのは「何もしていない」ではなく「問題を積み重ねている」ということ。

 

今はまだ何も起きていないように見えても、気づいたときには「もう選択肢がない」という未来が、確実に近づいているのです。

 

空き家の整理が進まないのは「やるべきことが多すぎる」

 

「問題なのは分かっている。」

「でも、やっぱり動けないんだよなぁ…」

 

そう、思われたかも知れません。

しかし、これってあなたが怠けている訳でも、無責任な訳でもないのです。

 

空き家の整理は、やるべきことがあまりにも多すぎるんです…

 

家財の仕分け、兄弟姉妹との調整、相続や名義の確認、税金の知識、近隣住民の配慮。

どれも絶対的な正解がある訳とは言えませんし、誰かが優しく手順を教えてくれることもない。

 

しかも、実家が遠方だったり、仕事や家庭で手が離せない時期だったりすれば、動けないのはむしろ当たり前のことなのです。

 

さらに言えば、受け継いだ空き家には「思い出」が詰まっているもの。

親との記憶、子供のころの空気、帰省のたびに感じていた感情。

 

そういったものに区切りを付けられず、ただ時間が過ぎてしまうのは、致し方ないのです。

 

全体を把握することで「やるべきこと」が自分ごとになる

 

空き家の整理が進まない最大の原因は「全体像が見えていないこと」です。

そのため、あなたが最初にやるべきことは「片付け」でも「相続」でもありません。

 

まずは、自分が向き合っている状況を「俯瞰して整理する」ことから始めてみませんか?

例えば、空き家の写真を何枚か撮って「どの部屋に何があるのか」や「どれくらいの量なのか」を見える化するだけでも、頭のなかがだいぶスッキリします。

 

最近では、写真を送るだけで大まかな見積もりや作業範囲を教えてくれる業者も増えています。

 

費用がかかるわけでもなく、すぐに作業を始める必要もありません。

「何が必要で何が不要か」を知るための相談だけでも、十分価値があります。

 

「整理しなきゃ」と頭で分かっていても、漠然としたままだと、いつまでも動けない。

でも「何をどうすればいいか」が見えてくれば、不思議と前に進む力が湧いてきます。

 

完璧じゃなくていいんです。

最初の一歩は「誰かに話してみる」だけでも十分すぎるほどの前進です。

 

ここで浮き彫りになる新たな問題とは…

 

空き家を整理することにようやく気持ちが向き始めた。

しかし、いざ動こうとすると、次の迷いが襲ってきます。

 

空き家の整理を「業者に依頼する」べきか、それとも「自分でやる」べきか。

 

これは、空き家を抱える多くの人が感じる悩みですが、本当の問題はそこではありません。

本質的な問題は「どちらを選んでも正解かどうか分からないから決断する勇気が持てない」ということ。

 

費用感が分からない、作業内容も見えない、トラブル事例も聞く。

業者に頼むにしても、不安が先に立ってしまう。

 

かといって、自分でやろうにも、大量の荷物、兄弟との日程調整、遠方からの移動。

やるべきことの多さに圧倒されて、結局また動けなくなる。

 

つまり、どちらも選べないという状態にハマってしまっているのです。

 

この決められない状態が長引くことで、結局また動けなくなり、最初の状態である「空き家の放置」に逆戻りしてしまうのです。

 

情報が不親切すぎるから「納得して選ぶ」が不可能に近い

関東にある空き家の整理を「業者に頼む」べきか、それとも「自分でやる」べきか。
どちらを選ぶのも迷ってしまうと思ってしまうのは、なにもあなたの優柔不断さでも行動力のなさでもありません。

というよりも、その迷いが原因で空き家の整理が進まない人は大勢いますので。
この原因は、判断するための材料があまりにも少なすぎることにあります。

インターネットで調べても、費用相場がバラバラ。
作業内容もざっくりしすぎていて、空き家の整理をどこまでお願いできるのか分からない。
実際の現場の写真も、対応の流れも、見えてこない。

では、自分で空き家を整理すればいいかというと、これをやるにはこうすればいいという手順が整理されていない。
「まず何を捨てる?」「市の粗大ゴミ?」「遺品って勝手に処分していいの?」
不明点だらけなのに、誰も明確に教えてくれない。

だから、あなたは選べないのではなく「選べるほどの情報がそもそも与えられていない」状態にいるから、整理を進められていないだけなんです。

 

まずは「頼んだら何がどうなるか知る」ところから始めよう!

頼むか、自分でやるかを決めきれないとき、いきなり「どちらにするか」を選ぼうとするのはハードルが高すぎます。

まずやるべきは「業者に頼むと何がどう進むのか」という全体の流れや選択肢を知ることです。

例えば、最近だと…

  • 家の中のものを仕分けてくれる
  • 遺品の取り扱いにも配慮してくれる
  • 写真を送るだけで概算見積もりがもらえる
  • 立ち会いなしで作業も進められる

など、自分では難しい部分を丸ごと任せられる業者も増えています。

もちろん、費用は発生します。
でも、それによって「時間・労力・家族間の摩擦」など他の大切なものを守れるなら、空き家の整理を業者に依頼するのは十分な選択肢になり得ます。

逆に「自分でやったほうがいい」と思えるなら、最低限の手順や処分ルールだけでも把握しておくと、後から後悔しづらくなります。

大事なのは「選ぶための視点」と「比べるための材料」を持つこと。

そして、どちらにしても動き出す前に「無料で話だけ聞いてみる」というステップを挟むことで、後悔のない選択ができるようになります。

 

整理して終わりではなかった!このあとどうするの?

空き家をようやく整理できる未来が見えた。
気持ちにも一区切りがついて「やっと落ち着いた」と思った。

でも、そこで手が止まってしまうのは、ちょっと待った方がいいかも知れません。
なぜなら「整理が済んだあとの家をどうするか」について、明確な方針を持っていないからです。

売るのか、貸すのか、保有しておくのか、更地にして手放すのか。
整理後の空き家に関する選択肢はたくさんあるのですが、これまたどれも判断材料が足りない。

そのまま何となく持ち続けるという選択してしまえば、結局は税金も管理の手間も再びのしかかってくる。

しかも、整理してしまったことで「もはや誰も使わない家」が、ただの空きスペースとして残り続ける。
次に動く理由も、タイミングも、見つからないまま時間だけが過ぎていく。

つまりは、また放置に戻ってしまう人が後を絶たないのです。

 

選択肢はあるのに判断材料がどこにもない

整理が終わったあとの空き家。
本来であれば「ここからどうするか」を決めるのが次のステップですが、多くの人がそこで手が止まってしまいます。

それもそのはず。
空き家の「その後」に関する情報が、圧倒的に少なすぎるのです。

売却・賃貸・更地化・活用。
言葉としては知っていても、実際にどれが自分にとって適しているのかを判断する材料が、ほとんど世の中に出回っていない。

「不動産会社に聞けばいい」と思っても、何社に聞くべきなのか、相場はどれくらいなのか、手続きやリスクはどうなっているのか、調べても断片的な情報ばかり。

それに、専門用語も多く、業者に主導権を握られることへの不安もありますよね。
だから「まだ売らなくていいか」や「もう少し考えよう」となり、気づいたら片付けただけの空き家をまた放置してしまう。

その原因は、あなたの優柔不断でも怠慢でもなく「正しく判断するための情報と伴走者が不親切すぎる」という、ただそれだけなのです。

 

空き家のその後は目的に応じて選べる時代になっている

空き家の整理が終わったら「次はどうするか?」という新たな問いが待っています。

売る?貸す?そのまま保有?更地にして活用?
このとき、すべてを自分ひとりで調べて、判断する必要はありません。

今は、空き家の扱いを含めて「どうすればいいのか」を一緒に整理してくれる専門家や業者が存在します。

例えば…

  • 売却前提なら、査定や相場確認を先に進める
  • 賃貸活用なら、リフォームや設備投資の必要性を見極める
  • 活用・保有なら、税制・管理・手続きの確認が必要

どの選択肢を取るにしても「誰に相談するか」や「どの順番で進めるか」さえ分かれば、あとは流れに乗って動かせます。

空き家を整理するときは、この「整理したその後」も視野に入れて動き始めるのが得策です。
「次にどうしたいか」をゆっくり考えながら、信頼できる相談先を見つけることが、この段階の最良の一手です。

 

関東の空き家整理は『サワ建工』にお任せ

空き家をどうするか。
一人で考え続けても、情報はバラバラで、正解も見えにくい。

だからこそ、整理からその後の活用までを一緒に考えてくれるパートナーがいると「悩み」ではなく「選択肢」として前を向けるようになります。

サワ建工では、空き家の片付けはもちろん、整理後の売却や活用のご相談まで一括で対応しています。

見積もり・現地確認は無料。
「まずは状況を聞いてほしい」だけでも大歓迎です。

もし今、少しでも「そろそろ向き合った方がいいかもしれない」と思えたなら、そのタイミングが「動くべきタイミング」かもしれません。

まずは一度、相談してみませんか?

 

この記事の監修者

寺澤 正博

サワ建工株式会社 代表取締役

一級建築施工管理技士

二級建築士

高等学校を卒業後、東京トヨペットに3年間勤務。その後、「お客様の気持ちに寄り添った工事をしたい」という思いから独立をし、1989年にサワ建工株式会社を設立。空き家事業だけではなく、新築工事やリフォーム、不動産業など、人が安心して暮らせる「住」を専門に約30年間、東京・埼玉・千葉を中心に地域に根付いたサービスを展開している。東京都の空き家問題に本格的に取り組むべく、2021年から「あき家ZERO」事業を開始。空き家を何とかしたい、活用したいと考えている人へサービスを提供している。

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